マックブックのおすすめアプリ|常駐と単発で分けて考える

マックブックのおすすめアプリを紹介する記事は10本から20本を並べているものが多く、順に入れていくと2週間ほどで画面の上端がアイコンで埋まる。原因は本数ではなく、性質の違うものが同じ一覧に並んでいることである。この記事では、おすすめされるアプリを画面の上端に居座る常駐のものと、使うときだけ開く単発のものに分け、常駐に使える枠がいくつあるのか、領域ごとに無料でどこまで足りるのかを並べる。

おすすめの一覧が長くなる理由

おすすめアプリの記事は、用途別の章立てになっているものと、番号だけを振ったものに分かれる。用途別のものは、ランチャー、ウインドウ管理、クリップボード、ファイル管理、パスワード管理、画像の加工、システムの保守といった区分で並んでいる。

MacOS をより快適・効率的に使うためのおすすめアプリを、用途別にまとめました。無料・有料それぞれ含め、日常業務から開発まで活用できるツールを厳選して紹介します。 出典: zenn.dev

長くなるのは、書き手が毎日使っているものを全部載せているからである。書き手の側は不便に当たるたびに1つずつ足してきた結果なので、本数が多くても破綻しない。

平日なんて10時間以上触っている日もざらで、「あ、これちょっと不便だな…。」と思ったら、その場ですぐ便利なアプリを探してワークフローに取り入れるのが習慣です。 出典: digital-style.jp

読み手がその一覧を上からまとめて入れると、足してきた順番の情報が落ちる。不便に当たっていない道具まで入るため、使わないものが残る。読むときに用途別の索引として扱い、自分が当たっている不便の章だけを開くと、入る本数が減る。

常駐と単発を分ける

おすすめの一覧を読み替えるときに、最初に効く分け方がこれである。

常駐するものは、起動したままメモリを使い、画面の上端にアイコンを出し、ログイン時に自動で立ち上がる。電池の充電上限、クリップボードの履歴、スリープの制御、外部ディスプレイの切り替え、同期の状況、ネットワークの監視、時計や暦の表示がここに入る。1本入れるごとに上端の幅が1つ分減っていく。

単発のものは、必要なときだけ開いて、終わったら閉じる。画像の圧縮、動画の形式の変換、テキストの整形、PDFの結合、スクリーンショットの加工、文字起こしがここに入る。こちらは何本入れても上端は埋まらず、使わなくなったら消せばよい。

常駐かどうかは、配布元のページの画面写真で見分けられる。画面の上端にアイコンが写っていれば常駐する。設定で上端に出さずに動かせるものもあるため、設定の画面写真も一緒に見ておく。

常駐に使える枠はいくつあるか

上端に並べられる数には上限がある。画面の横幅と、左側に並ぶアプリのメニューの長さで決まる。マックブックは画面の中央上にカメラの部分があり、アプリのメニューが左から、状況を示すアイコンが右から埋まっていくため、数が増えると左側のアイコンが描かれなくなる。これは不具合ではなく、幅が足りなくなったときの決まった振る舞いである。

macOS自身が出す項目も同じ場所を使う。時計、Wi-Fi、Bluetooth、電池、集中モード、画面ミラーリング、ディスプレイ、サウンド、再生中、Time Machine、VPN、天気が候補に並ぶ。これらを全部出すと、アプリのための枠はほとんど残らない。

枠の数え方の目安は、13インチの機種でメニューの長いアプリを使う場合、無理なく並ぶのは8個前後である。macOS側で4つ使えば、アプリに回せるのは4つになる。おすすめの一覧から常駐するものを6本選んだ時点で、枠が足りなくなる。

先に枠を数えてから選ぶと、常駐するものを入れるかどうかの判断が具体的になる。入れたい常駐アプリが枠より多いときは、整理する道具を足すか、出さずに動かす設定があるものを選ぶかの二択になる。

領域別に、無料で足りるところ

おすすめの一覧にたいてい出てくる領域について、無料でどこまで足りるかは領域によって違う。

ウインドウの配置は、macOSの標準機能で画面の端に寄せて並べる操作ができる。3分割や細かい比率を使いたい場合に、無料のものや有料のものを検討する段になる。

クリップボードの履歴は、標準では残らない。無料のものが複数公開されていて、履歴の件数と検索の使い勝手で差が出る。パスワードの管理は、macOSとiPhoneの間で共有する仕組みが標準にあり、家族や同僚と共有する必要が出たときに有料のものを検討する。

スクリーンショットは、標準の機能で範囲の指定、ウインドウ単位の取得、動画の記録までできる。矢印や文字の書き込みを毎日やる場合に、専用のものが効いてくる。

圧縮と展開は、標準で扱える形式を超えたときだけ足す。ランチャーは、標準の検索でアプリの起動とファイルの検索ができるため、定型文の貼り付けや計算まで任せたいときに置き換える。

電池の充電上限を抑えるものと、画面の明るさを細かく変えるものは、標準の設定に相当する機能が無い領域である。この2つは常駐するため、枠を1つずつ使う。

ファイルの受け渡しと同期も、枠を使う領域である。クラウドのサービスは常駐して同期の状況を上端に出すため、2つ3つ契約していると、それだけで枠が埋まる。同期の状況を毎日見る必要が無ければ、隠す側に回して問題が起きたときだけ呼び出す形にできる。

保守の道具は扱いに注意が要る。不要なファイルを探して消す種類のものは、常駐させずに月に1回開く使い方でも役割を果たす。常駐させると監視のために動き続けるため、枠と処理の両方を使う。

同じ領域に2本入れないことも、枠を守るうえで効く。機能が重なる常駐アプリを並べると、同じ役割のアイコンが2つ出るだけでなく、設定の取り合いで思った通りに動かないことがある。乗り換えるときは、前のものを消してから新しいものを入れる。

使い方で優先順位が入れ替わる

同じおすすめの一覧を読んでも、何を先に入れるかは使い方で変わる。購入の相談を見ると、動画の編集と視聴、そして在宅の仕事を目的に挙げる人が多い。

ipadproかマックブックどちらか悩んでいます。 利用目的は動画編集、動画視聴クラウドワークスなとでの副業です。 予算は40万円で考えてます。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

文章とやり取りが中心の使い方では、定型文の貼り付け、クリップボードの履歴、ウインドウの配置が先に効く。どれも常駐するものが多い領域で、枠を3つ前後使う。

動画の編集が中心の使い方では、単発で使うものが増える。形式の変換、音の切り出し、書き出したファイルの圧縮がそれに当たり、枠は使わない。代わりに、外部ディスプレイの設定を切り替えるものと、書き出しの最中にスリープを止めるものが常駐の候補になる。

在宅で仕事を受ける使い方では、作業時間の記録と、打ち合わせのときのマイクとカメラの状態の表示が加わる。この2つは常駐するうえ、押す頻度が高いため、隠さずに残す側に入る。

学生や家庭での使い方では、常駐するものをほとんど入れずに済むことが多い。枠が空いているなら、整理する道具を足す必要も無い。優先順位を先に決めておくと、枠の取り合いが起きない。

有料に移る判断と払い方の見方

有料のものを検討するときは、金額だけでなく払い方を見る。買い切りなのか、年額なのか、両方選べるのか。同じ機能でも、買い切りと年額では2年目からの負担が変わる。年額のものは更新が続く前提で費用が掛かり、買い切りのものは大きな版が変わるときに追加の支払いが発生することがある。

あわせて見る欄は3つある。試用の期間があるかどうか、Appleの署名と公証を受けているかどうか、対応するmacOSの下限がいくつか。試用にカードの登録が要るかどうかも、配布元のページに書かれている。

判断の順番は、macOSの標準の設定で済まないかを見て、次に無料のものを2週間試し、それでも足りない点が言葉にできるときだけ有料に移る形が無駄が出にくい。2週間という区切りは、入れた直後の新しさで判断が甘くなるのを避けるためである。2週間後に一度も押していないものは、そのあとも押さない。

消し方も先に確かめておく。アプリケーションフォルダから捨てるだけでは、設定ファイルとログイン時に自動で立ち上がる登録が残ることがある。配布元が案内している消し方があればそれに従い、無ければシステム設定のログイン項目を開いて、残っている登録を外す。

常駐が増えたあとの片づけ方

枠を超えてしまったあとは、減らす順番が決まっている。まずmacOS自身が出している側から見る。

使用中に表示: その項目の使用中にのみ状況アイコンをメニューバーに表示します。 常に表示: 状況アイコンを常にメニューバーに表示します。 出典: support.apple.com

システム設定の「メニューバー」で、押すことがほとんど無い項目を「使用中に表示」に切り替えるだけで、2つか3つ分の幅が空く。同じ画面には「メニューバーに追加することを許可」という欄もあり、アプリが出している項目のうちmacOS側で止められるものはここに並ぶ。

次に、アプリ側の設定でアイコンを消せるものを消す。多くの常駐アプリは、アイコンを出さずに動かす設定を持っている。1つずつ設定を見ると、3つか4つは無くしても困らないことが分かる。電池の充電上限のように、設定したあとは見る必要が無いものが該当する。

何を隠して何を残すかを決める

そこまでやって残ったものを、押す頻度で3段階に分けると、整理する道具の設定が短時間で終わる。1日に何度も押すものは、たいてい2つか3つしかない。次に、気になったときだけ押すもの。最後に、動いていることさえ分かればよく、押すことがほぼ無いもの。3段目は常に隠す扱いにしてよく、2段目は畳んでおいて必要なときだけ呼び出す形が合う。

呼び出し方は道具の作りで分かれる。帯の上に一度展開してから押す形、メニューバーの下のポップアップにまとめて出す形、そして隠したアイコンを、メニューバーを畳んだまま押してその場でメニューを開ける形の3通りである。呼び出したときに電池の残量の数字や未読の件数がそのまま出るかどうかも、日々の使い勝手に効く。仕切りより左へ送って時計のまわりを空ける仕組みと、隠したものを本物の見た目のまま出す仕組みはできることに説明がある。

金額と払い方を並べた表はほかの道具との違いにあり、2026年9月3日に各社の販売ページで調べた値として載っている。無料のオープンソースのものも同じ表に入っているので、無料で足りるかどうかの見当が付く。有料のものは買い切りで1,980円のものから、年額と永久ライセンスを選べるものまで幅がある。買い切りの範囲は料金で確かめられる。

この種の常駐アプリは、メニューバーの帯の描画を読み取るために画面収録の許可を、アイコンを押してメニューを開くためにアクセシビリティの許可を求める。求める理由はよくある質問に説明があり、対応するmacOSの下限と試用の条件はダウンロードに載っている。

おすすめの一覧は、選択肢の索引としては役に立つ。常駐と単発に印を付け、常駐の枠を数えてから選ぶ形にすると、入れる本数は自然に絞られる。単発のものは気軽に試してよく、枠を使わない。

よくある質問

マックブックのおすすめアプリは、何本くらいに絞ればいい?

本数より性質で絞る。画面の上端に居座る常駐のものは枠が限られ、13インチの機種では無理なく並ぶのは8個前後で、うち4つ前後はmacOS自身の項目が使う。使うときだけ開く単発のものは枠を使わないため、本数の上限を気にせず試してよい。

無料のアプリだけでどこまで足りる?

ウインドウの配置、スクリーンショット、圧縮と展開、アプリの起動は標準の機能で足りる範囲が広い。クリップボードの履歴は標準では残らないため、無料のものを試す段になる。電池の充電上限と画面の明るさの細かい調整は、標準に相当する機能が無い領域になる。

有料のアプリに移るかどうかは、どこで判断する?

無料のものを2週間使い、足りない点を言葉にできるかで判断する。移るときは金額だけでなく払い方を見る。買い切りと年額では2年目からの負担が変わる。試用の期間、Appleの署名と公証、対応するmacOSの下限も同じ表に並べて比べる。

アイコンが増えて押しにくくなったら何をすればいい?

まずシステム設定の「メニューバー」で、押すことがほとんど無い項目を「使用中に表示」に切り替える。次にアプリ側の設定でアイコンを消せるものを消す。それでも並びきらないときに、押す頻度で3段階に分けて整理する道具を入れる。無料のオープンソースのものもある。

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